ダイビングをするうえで基礎的なスキルに中性浮力があります。
どうすればうまく中性浮力がとれるのかポイントを3つ紹介していこうと思います。
1.適正ウエイト
水面でダイビングスーツや機材をすべて装備し、BCDやドライスーツから空気をすべて抜いた状態で水面に浮き、普通に呼吸をしたときに目の位置に水面が来るようにウエイトを調整するのがポイントです。
この時タンク内の空気が減った分の重さを補うためにウエイトを2キロプラスしておけば後半で空気がなくなってきたときに浮いていってしまうことが防げます。
2.BCDの操作
潜降後、リラックスして体制を横にして整えます。
その状態でBCに空気を入れます。一気に空気を入れずに2回ほど短く入れるのがポイントです。
体が浮きすぎるようであれば排気ボタンで空気を排気をして調整します。
3.呼吸によるコントロール
BCで体が沈みすぎたり、浮きすぎたりしないように調整できたら後は呼吸でのコントロールを行います。
BCを使っての空気をコントロールをするのでなく息を吐く時間、吸う時間のコントロールを行うことで中性浮力をとるようにしましょう。
浮きたい場合は息を吸い、沈みたい場合は息を吐くことで上下できますが時間差が2秒程度あるのでそれを見越して呼吸をするようにするのがポイントです。
まとめ
ポイントを3つ紹介しましたが、潜降してからはBCの操作より呼吸によるコントロールが一番重要になってきます。
浮いてしまったことに焦ってBCから空気を排出してしまうとせっかく取れていた中性浮力を再度調整しなければならなくなってしまいます。
ポイントを押さえて練習していくのがいいと思います。
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