ダイビングをする際にビーチからダイビングポイントまで遠い場合、ボートでアクセスしそこから潜る場合があります。
その際ボートから水に飛び込むことボートエントリーといい、ボートの大きさや種類によってやり方が2種類あります。
地域によって船の大きさが変わるのでエントリー方法を身に着けておくとダイビングの際にスムーズに進めることができるでしょう。
2つの違いとやり方を紹介します。
バックロールエントリー
ヘリが低い船からエントリーする方法です。
漁業に使われているような数人乗りの漁船のイメージです。実際使われています。
エントリー方法
- 器材を装着した状態でボートのヘリに腰を掛ける。
- ゲージやオクトパスを体の前側にまとめ、レギュレーターをくわえてマスクのストラップを押さえる。
- 落ちないように注意しおしりをなるべるボートの外側にずらしていく。
- 水面の安全確認ができたら体を後ろに倒す。
- タンクと体の重みで水面にはいる。
- このまま水面に全身が入ると自然と体が浮き上がるので足を下げると直立姿勢になる。
簡単に言うと後ろに倒れるだけです。
一番のコツとしては力を抜くことです。
後ろに向きに入ることに不安を感じてしまう人もいるでしょうが、下手に怖がって体をひねったり、力が入って勢いをつけて着水するとマスクに水が入ったりして潜る前に苦しい思いをすることになってしまいます。
ジャイアントストライドエントリー
遠征用のボートや大型のジェットボートなど飛び込むためのプラットホームからエントリーする方法です。
船によってボートのヘリや後部からエントリーします。
エントリー方法
- ボートのプラットホームに立つ。
- 水中マスクと口からレギュレーターが外れないように片手でマスクのストラップを押さえもう片方の手で、マスクの前面とオクトパスを押さえる。
- どちらかの足を大きく踏み出す。
- 残った足が船から離れて着水する。
大きく足を踏み出すだけの簡単なエントリー方法です。
注意点は着水時にマスクとレギュレーターが外れないように押さえておくことです。
まとめ
バックロールエントリー、ジャイアントストライドエントリーがあります。
ガイドさんやインストラクターさんと打ち合わせの際にどちらでエントリーするか説明があるはずなので不安な場合は事前に伝えておきましょう。
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