野山の草木は腐らないのになぜ買ってきた野菜は腐るのか
冷蔵庫に入れておいた野菜を腐らせたことがある人は少なくないと思います。
植物は最終的には腐っていきますが自然界の植物は先に枯れてからそのあと腐っていきます。
しかし買ってきた野菜などは枯れる前に腐り始めます。
なぜ同じ植物なのに腐りやすいのか、違いは栽培方法にあるようです。
つまり肥料で育てるか、自然界で育ったものかによって腐るのが先か枯れるのが先か変わるのです。
ちなみに腐るとは
有機物が微生物によって分解され変質することです。
どろどろに溶けて液体状になります。
そして枯れるとは
草木が水分などがなくなり生気がなくなることです。
水分が抜けるのでカサカサに乾いていきます。
肥料を使って作られている野菜は自然界のバランスからは考えられないほど大量の栄養が含まれます。
一方、野山にある植物には栄養のバランスが偏ることはありません。
つまり肥料によって栄養が過剰になってしまうと腐りやすい野菜ができてしまうということです。
腐りやすいというのは微生物に分解されやすいということで、微生物に抵抗できていないということです。
以上が腐る野菜と枯れる野菜の違いです。
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